災害などの非常時に、
生活の支えとなる電源を確保
2018年9月の北海道地震では道内で約295万戸、2016年4月の熊本地震では約47万世帯が停電し、復旧までに最大1週間かかりました。
また、2011年3月の東日本大震災の地震では、約466万戸が停電し、復旧までに3ヶ月かかり、約93万の世帯が3日以上電気が使えませんでした。
照明や冷蔵庫・エアコンなど家電が使えなくなり、日常生活が送れない上に、テレビやパソコンからの情報収集もできず、不安な日々を過ごしました。
〈EL-5500S〉
災害時ガソリンなどの燃料は入手困難になりましたが、各家庭に設置されたLPガスは比較的被害が少なく使用可能なものが沢山ありました。
しかし、LPガスを燃料とする発電機は非常に少なく十分な電力を確保することができませんでした。
この教訓を生かし、LPガスとガソリンの両方が燃料として使用できるハイブリッド非常用小型発電機「ELEON®」を開発しました。
ELEON®の機能と装備
高出力・低燃費
軽量かつコンパクトな4サイクルOHVエンジン搭載。
移動が簡単
キャスター付きで、必要な場所に簡単に設置可能。
キー操作で始動
セルスターターでエンジンを簡単始動。
複数出力端子
100V/200Vコンセント搭載。
よくある質問
都市ガスなどLPガス以外でも使えますか? | |
ハイブリッド発電機はLPガスとガソリン用に設計されており、都市ガスやメタンガスには対応しておりませんのでご使用いただけません。 |
連続運転は可能ですか? | |
LPガス50kgボンベ2本で60%負荷をかけた場合、72時間以上の連続運転が可能です。またLPガスボンベの交換を行えば300時間以上の連続運転が可能です。 ※安全上、燃料を入れる際はエンジンをお切り下さい。同時にエンジンオイル量の点検、交換等も行ってください。 |
発電機を室内で使えますか? | |
屋内では絶対に使用しないでください。排気ガスには二酸化炭素以外にも有害な一酸化炭素も含まれており、微量でも深刻な影響を及ぼす中毒を引き起こす恐れがあり大変危険です。屋外でも換気の悪い場所では、使用しないでください。 |
BCP(事業継続計画)対策
企業が災害などの緊急事態に『人命を守るなど、資産への損害を最小限にとどめること』『事業の継続あるいは早期復旧を可能にすること』を目的とし、事前に行うべき準備や緊急時の事業継続のための方法を取り決めた行動指針です。
防災計画は『従業員の生命や経営資源を守ること」、BCPは「顧客からの信用を守り、従業員の雇用を維持し、企業活動の継続および事業を早期復旧させること」が目的です。
BCPは「緊急時に企業がより早く、効率的に復旧できるように、従来の防災計画に経営の観点を盛り込んだ計画」といえます。
東京都が定める企業が行うべき「帰宅困難者対策」では、従業員を3日間(72時間)オフィスに滞在させる必要があるとしています。72時間というのは、「地震による二次災害が落ち着くまで」と「負傷者の救出・救助活動の妨げにならないため」です。
災害発生から72時間は、生存率が急激に低下する分岐点と言われています。これは救出や救助が必要な負傷者にとってだけでなく、災害時に取るべき対策の目安の時間であることを意味します。
ELEON®はこの目安を超える、72時間以上の継続運転が可能です。